スペイン語の絵本(ラテンアメリカやスペインの絵本)と日本語の絵本についてと、日常のあれこれをつづります。
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カタツムリくん、どこ?〜スペインの絵本〜
カタツムリくん、どこ? 

 
■ 原書の情報
タイトル:カタツムリくん どこ?Donde estás, CARACOL
文:スサンナ・イセルン (SUSANNA ISERN) / 絵:レイレ・サラベリア(LEIRE SALABERRIA
出版社OQO Editora(スペインの出版社)
出版年:2013年 
 
願いをつよく持てば困難や違いは乗りこえられる…。違いを認めて共存する大切さを伝える作品
 
■ 概要
朝のうちは おひさまがのぼり、お昼をすぎると雨になる。そんな山の中で、カタツムリくんとトカゲちゃんは出会いました。2ひきは いっしょに おしゃべりしながら楽しくすごします。雨が苦手なトカゲちゃんと、おひさまがてるとカラカラになってしまうカタツムリくんは、いったいどうしたらいっしょにいることができるのでしょうか?
 
■ 作者について
文:スサンナ・イセルン (Susanna Isern)
スペイン人作家。カタルーニャ地方のピレネー山脈の中心部にある小さな村ラ・セウ・ドゥルジェイ出身。心理学者で、3人の子の母。小さい頃からお話しづくりに情熱をそそいできた。2011年、絵本『ピウ ピウ』を出版後、現在まで13冊の絵本を執筆している。『毛糸のマジックボール (El Ovillo Mágico)』は、米国のMoonbeam Children´s Book Awards 2013で銀賞を受賞した。
 
絵:レイレ・サラベリア (LEIRE SALABERRIA)
1983年、スペインのアンドアイン生まれ。ビルバオの大学で美術を専攻、その後バルセロナの大学院で児童向けイラストレーションとグラフィックデザインを学ぶ。2012年ボローニャブックフェア入選、2013、2014年 イベロアメリカ・イラストカタログ入選、2014年 シャルジャ国際ブックフェア特別賞受賞。彼女の絵本はスペインをはじめメキシコ、イタリア等で出版されている。


■ おはなしのいちぶ
 
その山では
おひさまと あめが まいにち いったりきたり していました。
 
あさのうち、おひさまが カンカンにてっているあいだは、
トカゲたちが、かけまわります。
 
おひるをすぎると あめになり
カタツムリたちが さんぽにでかけます。
 
よるになると、月あかりのしたで
コオロギたちが うたをうたいます。
 
 
おひるすぎ、あめが ふりはじめました。
トカゲちゃんが はしって いえにむかうとちゅう、カタツムリくんと すれちがいました。
カタツムリくんは、からから かおをだしていました。
 
その夜、トカゲちゃんは カタツムリくんの ゆめをみました。
あさになり、トカゲちゃんは カタツムリくんに あいにいくことにしました。
 
はっぱのした、
いしのあいだ
川ぞいを さがします…。
 
「カタツムリくんは どこ?」
 
 

 
 

 
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