スペイン語の絵本(ラテンアメリカやスペインの絵本)と日本語の絵本についてと、日常のあれこれをつづります。
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アルゼンチン詩人ホルヘ・ルハンとイソルの絵本『わんわんスリッパ』が翻訳絵本になりました。
わんわんスリッパ
 
原題:Pantuflas de perrito
タイトル:わんわんスリッパ
作:ホルヘ・ルハン(Jorge Lujan絵:イソル (Isol)
発行年:2009年
出版社:Alamdi'a社(メキシコ)
 

子どもの詩集絵本『わんわんスリッパ』を、ワールドライブラリーさんより 翻訳出版していただきました。

おどろきと発見がいっぱいの絵本でした。子どもたちとはもちろん、訳している過程も、編集者さんとの打ち合わせも、本当に楽しかったです。イソルさんの絵が素敵、本当にステキ!


■概要(ワールドライブラリーより抜粋)
詩人ホルヘ・ルハンがラテンアメリカの子どもたちとインターネットを通じて共同制作した「創作料理」のような詩集。どの詩も、子どもたちと動物のふれあいとキラキラしたまなざしに満ちています。イラストレーターで絵本作家でもあるイソルの素晴らしい絵が、「料理」をさらに味わい深くしています。
 

作/ホルヘ・ルハン
詩人、ミュージシャン、建築家。アルゼンチンのコルドバ生まれ。現在はメキシコシティで暮らし、詩、物語、コミック、絵本の執筆をしている。彼の著作は11ヵ国語に翻訳されており、ミュンヘン国際児童図書館推薦図書「ホワイト・レイブンス」選定、IBBYブラジル推薦図書に選ばれたほか、メキシコ出版産業会議所の「編集芸術賞」、アルゼンチン児童図書評議会(ALIJA)の「子どものための詩賞」など、多くの受賞歴を持つ。
 

絵/イソル
1972年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。イラストレーターであり、絵本作家でもある。文章と絵の対話を通じた話づくりを得意とし、作品は世界各国20タイトル以上で刊行されている。2003年ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)「金のりんご賞」受賞、2006年及び2007年国際アンデルセン賞の画家部門最終候補者にノミネート、2013年には児童文学界のノーベル賞と言われる「リンドグレーン記念文学賞」を受賞するなど、国際的に高く評価されている。
 

■おはなしのいちぶ

「チビ」はブチいぬ、くろ、ちゃいろ、おうどいろ。

はじめて うちにきたとき、とっても ちっちゃくて

ぼくのおきにいりの わんわんスリッパに はいってた。

チビは もう、おぼえていないだろうね、

トラックに ひかれたときのこと。

はこにいれて、うわぎをかけて、

ミルクをあげたことも。
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
| 22:11 | 日本語の本 | comments(3) | trackbacks(0) |
ニン どんなときも −タイの翻訳絵本ー
 ニン どんなときも

■ 原書の情報

タイトル: ニン どんなときも

文:チーワン・ウィサーサ
発行年:2013年
出版社:マイティブック

2010年 国際児童図書評議会(IBBY)「オナーリスト」選出。

 

タイの絵本を紹介されているチョムプーさんのブログ 「本を片手にココナッツ・ロード」 には、まだ知られていないタイの絵本や児童書事情など、たくさんの情報が発信されています。

 

今回、チョムプーさんのブログを通じて素敵なタイの絵本『ニン どんなときも』に出会いました。追われる日常、人生をふりかえる大切な機会に、もっと 心しずかに 目をとじて、ニン したい人へ、おすすめです。

 

『ニン どんなときも』 については、こちらに詳細が書かれています(動画も見れますよ♪)。

 

   本の紹介(出版社の内容紹介より抜粋)

どんなときも、しずかにじっと考えて幸せになるニン。雨が降っても暑くても、雨が降っても風が吹いても、ただじっと考えています。子どもたちも何だか、静かにじっとしてみるといいことが起こりそうな気がしてくる…そんな気分になる絵本。あわただしい日々を過ごす現代社会の子どもたちの心を、ニンは優しく癒してくれます。

 

   おはなしのいちぶ

ひろい うみの ちいさな しまに

なにかが いるよ なにか いる

しずかに にっこり しているよ

あれはね ニンと いうんだよ

 

………

 

ニンは くもを みていたよ

くもが おおきく ふくらんで

ざあざあ あめが ふってきた

にんは あわてず にーんにんニンは ゆっくりにーんにん

 

| 23:10 | 日本語の本 | comments(2) | trackbacks(0) |
世界でいちばん貧しい大統領から きみへ
 世界でいちばん貧しい大統領から きみへ

タイトル:世界でいちばん貧しい大統領から きみへ

文:くさばよしみ

出版社:汐文


ムヒカ前大統領から 日本の子どもたちに贈る、10歳から大人まで読めるメッセージブックです😊 こちらも翻訳協力させて頂きました。 大人も持っていたい一冊。おすすめです。

 

 内容紹介(汐文

HPより

ムヒカ前大統領から、日本の子どもたちに贈るメッセージ。絵本=スピーチでは語られなかった、彼が大切にしている「言葉」をとおしてその人柄・哲学があなたの心にしみわたります。イラストたっぷりで10歳から大人まで読めるメッセージブックに仕上げました。

  

    ホセ・ムヒカについて(本書より)

ウルグアイ在住。1935520日生まれ。元ウルグアイ大統領。妻はルシア・トポランスキ上院議員。2010年から2014年まで第40代ウルグアイ大統領を務める。2012年、ブラジルで行われた国連会議でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として給料のほとんどを寄付している質素な生活も話題になった。趣味は園芸。2013年と2014年にノーベル平和賞にノミネートされる。


    内容のいちぶ

ホセ・ムヒカ氏が大統領の任期を終えた2か月後。南半球に位置するウルグアイの5月は、日本の秋だ。会いにいくと、毛玉だらけのスウェットの上下に身をつつみ、サンダルをはいたムヒカ氏が平屋の自宅からあらわれた。


・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自由を奪われてはならないよ。

若さを失わないで、

人生をたっぷり味わいなさい。

もっと生きることをめがけて。


| 21:00 | 日本語の本 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
 世界を動かすことば

タイトル:世界を動かすことば

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

作:百瀬しのぶ/絵:ちーこ

出版社:KADOKAWA/角川書店

 

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ


絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』で話題となったウルグアイ大統領の演説。今回、2014年の新たな演説が加わり、小学校中学年を対象にした一冊の本世界を動かすことば 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』が出版されました。


本書では、2014年エクアドルで開催された南米諸国連合首脳会議のウルグアイ大統領のスピーチが子ども向けにアレンジされて掲載されています。この元原稿の翻訳協力をさせていただきました。

 


私はラテンアメリカとその人々に惹かれ、現在も彼らと仕事をしていますが、ムヒカ大統領に限らず、ラテンアメリカの人たちの言葉は時に強く深く突き刺さり、私の人生にも数々の名言を残してくれています。そして今でも、彼らやその国に魅了されしつづけています。

 

今回、このスピーチを翻訳させて頂き、私自身が原点に立ち戻り、また自らの存在意義と人生の意味について振り返る良い機会になりました。


一番大切なのものを見失わないようにしないといけませんね。

 


内容紹介(KADOKAWA)

HPより

小学生のユウトは、質素で、給料の大半を貧しい人のために寄付するというウルグアイの大統領ペペのスピーチに感動し、学校でそのスピーチを発表することに。世界一まずしい大統領が教えてくれた本当に大切なこと。



(角川つばさ文庫 本の情報より抜粋)

角川つばさ文庫

大統領と聞くと、権力とお金があって、ボディガードがいっぱい!!・・・と思うだろ?でもウルグアイの大統領・ペペは全然違うんだ! 奥さんと犬と一緒に古い農場に住み、みんなと同じ生活を送ってる。しかも若いころ、逮捕されたこともあるんだ!!だから2012年の国際会議でペペが壇上にあがったとき、その場のだれもが、予想していなかったと思う。

そのスピーチが世界中に大衝撃を与えることになるなんて――!!



   スピーチのいちぶ

生まれた後、人生を意味あるものにするかしないかは、あなた次第です。人生をあきらめるなんて、市場で命を売るようなものです。クレジットカードの支払に追われ、お金を払いつくしたあと、自分のあるいてきた道を振り返ったら、何が残っていると思いますか?きっと何もありません。

 

しかし夢を持ち、希望に向かって奮闘し、後の者たちにそれを伝えようとしたならば、その息吹は丘や海を渡り、かすかな記憶となって残るでしょう。それは記念碑や本より、歌や詩よりもずっと価値があります。人類の希望は新しい世代で実現していくでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さらにもうひとつ、若いあなたがたへアドバイスがあります。不可能だと思うことがあっても、あきらめないでください。困難かもしれませんが、あともう少し、あともう少しと挑み続けてください。敗者とは、肩を落として自分からあきらめてしまった人のことです。

人生はあらゆる問題に直面し、何千回とつまずくものです。愛に、仕事に、今思い描いている冒険に、叶うと思っていた夢につまずくこともあるでしょう。それでも、あなたには何千回でも立ち上がり、やり直す力が備わっているのです。大切なのはその過程なのですから。

 

 


| 14:49 | 日本語の本 | comments(0) | trackbacks(0) |
メキシコの絵本『いいこにして、マストドン!』が日本語とスペイン語のバイリンガル絵本になりました。
いいこにして、マストドン!


■ タイトル:いいこにして、マストドン!

  作者について:文:ミカエラ・チリフ/絵:イッサ・ワタナベ

■ 出版社:ワールドライブラリー


2013年、メキシコのフォンド・デ・クルトゥーラ・エコノミカ社第17回絵本コンクール「風の岸辺賞(A la Orilla del Viento)」受賞作。 

 


メキシコの絵本『いいこにして、マストドン!』が、日本語とスペイン語のバイリンガル絵本になりました。ワールドライブラリー


 

マストドンと くらすのは たいへん!

「やだ!」、「やだ!」、「やだ!」をくりかえすマストドン。だから ぼく、ついに大声でしかっちゃったんだ。そしたらね、こんどは マストドンったら いい子になろうとがんばりすぎて、やることなすこと すべて失敗つづき。でも、手がかかる子ほど カワイイんだよね…。

 

………

 

紙芝居風の読み聞かせで ページをめくるごとに、子どもたちが「やだ!」と、大きな声をだして 楽しんでくれるといいな。


 


■  作者について

/ミカエラ・チリフ
ペルー、リマ生まれ。詩人、絵本作家。子どもに関する文化プロジェクトのコーディネーターとして、ウェブサイトから書籍選集に至るまでさまざまなメディアで活躍。大人向けの詩集も出版している。

/イッサ・ワタナベ
1980年、ペルーのリマ生まれ。画家の母と詩人の父の間に生まれ、幼い頃からお話やキャラクターに慣れ親しむ。美術を学び、大学でイラストレーションを専攻。イラストレーターとしての活動のほか、子ども向けの絵のワークショップ開催や、アートディレクターとしても活躍している。

 

| 21:27 | 日本語の本 | comments(4) | trackbacks(0) |
ペルーの絵本『とびきりおかしないぬ』が翻訳絵本になりました。
 とびきりおかしないぬ

■ タイトル:とびきりおかしないぬ

作者について:文:ホセ・ワタナベ/絵:ビクトル・アギラール

■ 出版社:ワールドライブラリー


ひとりぐらしのおじいさんと、おかしないぬの心温まるペルーの絵本『とびきりおかしないぬ』が翻訳絵本になりました。ワールドライブラリー

 

■ 作者ホセ・ワタナベについて

ホセ・ワタナベは、ペルーで有名な日系ペルー詩人です。海外での評価も高く、スペインやコロンビア等で詩集が数多く出版されています。日本にも2001年、雑誌『詩と思想』に彼の詩作品が数点紹介されました。父親が日本人ということもあり、本人も自分のルーツにはとてもこだわりがあり、作品の多くに日本人の美徳とされている謙虚さや繊細さが現れたものが多く見られます。


この絵本は、とびきりおかしな犬を、おじいさんがありのままに温かく受け入れるというお話です。ワタナベ氏は日系2世のペルー人ですが、彼のようにペルーには日本からの移住者とその子孫が8万人以上くらしています。また、ペルーをはじめとするラテンアメリカ諸国は、まさに人種のるつぼと言うにふさわしい国々でもあるわけです。日系人として生きたワタナベ氏にとって、ペルーは多様な人種を受けいれる懐の大きな国であったに違いありません。そんな想いが、おじいさんがペンギンを外見や常識で判断せずに無条件に受け入れるというところに通じているように思えてなりません。


ワタナベ氏には、ペルーで一度だけお会いしたのですが、とても物静かで優しく語りかけるように話す方でした。この作品に登場するおじいさんは、ある意味で作者自身をも反映しているように思えます。ワタナベ氏は残念ながら2007年に癌で逝去されましたが、この作品は、子どもの絵本に取り組んだワタナベ氏の遺作となった作品です。

 

ずうずうしく ふてくされた犬の態度と、おじいさんの優しくおおらかな性格が相反していて、会話の掛け合いがユーモアたっぷりに展開していきます。また、巻末の「皇帝ペンギン」についての解説は、生態や特徴等を分かりやすく紹介しており、自然科学における知識も得られるようになっています。多文化共生という言葉がよく使われるようになった昨今、日本の子どもたちだけでなく、日本に暮らす日系ペルー人やブラジル人をはじめ、多くの外国籍の子どもたちに届けたい一冊です。「みんなちがって、みんないい」と思えるように。

 

| 21:59 | 日本語の本 | comments(4) | trackbacks(0) |
ひみつの足あとードミニカに伝わる伝説のおはなしー
 ひみつの足あと

タイトル:ひみつの足あとTHE SECRET FOOTPRINTS

文:フーリア・アルバレス Julia Alvarez)

絵:ファビアン・ネグリン Fabian Negrin

翻訳:神戸 万知

出版社:岩波書店 

 

     あらすじ

ドミニカ共和国に伝わる伝説の生きものシグアパは、黄金色の肌に黒い髪、そして人間にそっくりのすがたかたち。でも、ひとつだけちがうのは、足あとをたどられないように、足が反対についていることでした。

 

シグアパは、ずっと人間に知られずに生きてきましたが、いちどだけ、グアパという美しい女の子が、人間にみつかってしまいそうになったことがありました。グアパは、こわいものしらずで 人間をこわがりませんでした。そんなグアパに、シグアパの女王さまはきびしくしかります。「ひみつを知られたら、人間につかまって、おりにいれられ、りくにすまわせられてしまうんですよ。」おどろいたグアパは、むちゃをしないとやくそくします。

 

ところが、あるひ、ピクニックにきていた人間の一家のパステリート(あまい揚げパン)があんまりおいしそうで…、こっそりパステリートをつかみ、にげようとしたところ、足がもつれてころんでしまいます。「だいじょうぶ?」シグアパに気づいた一家が、声をかけました。グアパの足を見て、ひどくひねって歩けなくなったと思ったようです。お父さんが医者を呼びにいき、お母さんは娘ふたりをつれて家にもどり、男の子がグアパと一緒にいてくれることになりました。やさしい男の子にパステリートをもらい、グアパはおもわずにっこり。

 

でも、このままでは、たいへん!シグアパは「お水が飲みたいの」と言い、男の子が川に水をくみにいったところ、仲間のシグアパたちがいっせいに茂みから姿をあらわし、グアパをつれて海にかえりました。グアパは、パステリートがあんまりおいしかったので、ひとつもらって帰りました。そして、お礼に貝がらをひとつおいていきました。海に帰ってから、グアパの話をきいた女王さまは、人間には親切なものもいるのだとみとめてくれました。

 

それからも、グアパだけはときどき、男の子の家をこっそりのぞくことをゆるしてもらいます。男の子は、ふしぎな女の子がのこした貝殻を、お守りがわりにポケットに入れています。いっぽう、グアパは、男の子の家の洗濯物がほしっぱなしのときは、こっそりたたんであげたりしています。そんなとき、男の子のシャツのポケットには、パステリートが、いつも はいっているんです。

 

■ 感想

足が反対側についた伝説の生き物の話は、どうやらドミニカだけではないようです。ブラジルには「クルピラ」とよばれる、森と動物を守る番人のような存在が伝説の生き物として存在しています。また、ペルーでは「チュジャチャキ」と呼ばれる森の番人が、ジャングルの伝説の中で最もポピュラーな存在です。チュジャチャキ(Chullachaqui)は、ケチュア語でChulla=反対に、Chaqui=足という意味、つまりシグアパやクルピラと同じように、足が反対についている生き物です。シグアパは美しい女の子ですが、チュジャチャキはいたずら好きな精霊で、ある時は親しげにジャングルの贈りものをくれたり、またある時は一緒に遊びたくて子どもたちをさらっていくとも言われています。人をだましたり、茂みの中で人間を迷わせるために、足が反対についているとも言われています。

 

カリブの海の国ドミニカは美しい存在として、アマゾンのジャングルを持つペルーやブラジルは森の番人として、伝説の生きものをとらえています。そして、ラテンアメリカの精霊たちの共通点は、どれも足の向きが反対だということ…。神秘的な不思議な精霊の共通点です。

 

| 09:43 | 日本語の本 | comments(0) | trackbacks(0) |
えほんのとりかえっこ

スペインで、絵本作家さんなどによるワークショップやイラストツアーを手掛けている知人から、2013年は「スペインにおける日本の年el An~o de Japo'n en Espan~a」になるので、文化交流を企画中とのこと。

 

そこで、今回お互いの国の絵本をとりかえっこすることになりました。


いろいろ悩みましたが、やはり日本の絵本のロングセラーと言えばこちら

 

ぐりとぐら(英語版です)

ぐりとぐら







スペイン語版もありました。

ぐりとぐらのかいすいよく
Guri y Gura aprenden a nadar

ぐりとぐらのかいすいよく


 

そして…今、もっとも旬で海外でも評価が高い絵本作家さん

酒井駒子さんの絵本を贈りました。

 

ロンパーちゃんとふうせん

ロンパーちゃんとふうせん



スペイン語では…

Un globo tan bonito como la luna

un globo tan bonito como la nuna


 
 

日本の絵本も英語版はいろいろとあるようですが、最近ではスペイン語にもなっているんですね。

 

気に入ってくれるといいな♪

 

| 15:46 | 日本語の本 | comments(2) | trackbacks(0) |
スーホの白い馬  〜エンデルダライさんの馬頭琴演奏〜
 スーホの白い馬

スーホの白い馬

 

再話: 大塚 勇三

画: 赤羽 末吉

出版社:福音館書店

出版年:1967

 

「ぼくのそうぞうとは、ぜんぜんちがいました。

 おもしろそうだなあ、とおもっていましたが、

 げんじつは、かなしかったんだな、としりました。」 


            By
 チビ2 (国語のノートより)

 

小2のチビたちの最近の音読は 『スーホの白い馬』です。モンゴルに伝わる楽器「馬頭琴」にまつわるお話で、モンゴルの人々の生活に欠かせない馬との絆を描いた絵本です。『スーホの白い馬』を授業で始める前に、チビ2はうれしそうにこの絵本を学校から借りてきました。楽しそうなお話だと思っていたのでしょう。

 

読後感は、それはもう悲しくてせつない。けれど、いつまでも深く心に残る。きっと、こういう絵本を今さらながらですが名作というのでしょう。読んだ後、馬頭琴という楽器を知りたくなって、家族で動画検索してみると…本当に馬が走っているような音色!!ぜひ本当の演奏を聴いてみたいと思っていたら…

 

モンゴルの馬頭琴奏者エルデンダライさんが、小学校に来て生演奏を披露してくれることになったんです!子ども以上に、私はその日を心待ちにしておりました…が、なんと不覚にもインフルエンザにかかりダウン…。年明けそうそうにつまづきました。

 

父と子どもたちによると、エンデルさんは馬頭琴で『スーホの白い馬』も演奏してくれたそうです。お話は悲しいけれど、演奏はスーホと白馬が走っている場面を表現した楽しい曲だそうです。モンゴルの遊牧民の人々が住む家「ゲル」の紹介や、モンゴル語の紹介など、モンゴルについてたくさん語ってくれたようです。

 

一冊の絵本から、こんなにも世界が広がるんですね。


| 09:58 | 日本語の本 | comments(0) | trackbacks(0) |
エクトル・シエラさんの絵本

先日、ラテンアメリカ文化サロン「Cafe y Libros(カフェ・ イ・ リブロス)」のXmasパーティで、素敵な方にお会いしました。コロンビア生まれの作家で詩人でもあるエクトル・シエラさんです。

 

エクトルさんは多才な方で、旧ソ連の大学で映画監督学科を専攻。卒業後、日本の大学で学び、日本での滞在歴はなんと18年にも及びます。

NGO
国境なきアーティストたち」を設立し、芸術表現を通じて世界中の苦しんでいる人々を援助する活動をしながら、日本で絵本作家としても活躍しています。

今回は、エクトルさんの素敵な著書4冊のご紹介です。







あの日のことを かきました



アメリカ同時多発テロ事件を目の当たりにしたNYの子どもたちと、アメリカの報復攻撃を受けたアフガニスタンに暮らす子どもたち。深いかなしみで苦しんでいる子どもたちに絵や折り紙でなぐさめようと、そして日本のだるまにかざりつけをしていっしょに平和を願おうと、エクトルさんはアメリカへ行き、そしてアフガニスタンに行きました。

 

この絵本は「わたしのまち」をテーマに、NYとアフガニスタンの子どもたちが描いた32枚の絵を収めたルポ絵本です。

 

エクトルさんの言葉は、まっすぐに私たちの心にひびきます。
「世界にはいろんなひとがくらしています。雲にたくさんのかたちがあるように、クレヨンにたくさんの色があるように、いろんなことば、いろんな文化があることは、とてもすばらしいことなのです。・・・・・戦争はいつになったらなくなるのでしょう。人間はいつになったらけんかをやめるのでしょう。世界はいつになったらほんとうの平和がおとずれるのでしょう。・・・・・その日がやってくるまで、ぼくは戦争のある国に行き、黒いクレヨンで黒い太陽をかく子どもたちに、「喜びの色」や「希望色」、「夢色」や「未来色」があることをつたえつづけるのです。」

 


絵は心を映す鏡のような役割を持っています。本の表紙裏の写真には、天真爛漫にくったくのない笑顔の子どもたちが写っています。けれど、その笑顔の裏にある心の傷は、私たちの想像を絶するほどに深いものなのかもしれません。



エクトルさんのその他の絵本




なけない ちっちゃい かえる

みんなとおなじでなくていいんだよと、やさしくせなかをおしてくれる絵本。




 


だっこして

だっこして、だっこして!」と、ちっちゃいたこが いうたびに、おかあたこは、いつだってどんなときだって だっこしてくれます。「あしが はっぽんあるので、とても べんりです。」そんなくりかえしのフレーズに、子どもたちは すっかりはまってしまいました。子どもたちがお気に入りの絵本です。






シーソーあそび

どうぶつたちが大好きなシーソーあそび。ぎっこん、ばっこん。ぎっこん、ばっこん。あらら?あいてがいないゾウさんは、ひとりでシーソーでまっています。なんだか、さみしそう。さっそくみんなで力をあわせて、さいごには、ちっちゃな、ちっちゃなハチちゃんのおかげで、みんなで楽しくぎっこん、ばっこん!


| 18:00 | 日本語の本 | comments(0) | trackbacks(0) |